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モーメントについて
モーメントとは、物体に力Pが作用した時、力の作用線上にない任意の点Oの周りに物体は回転します。このように回転を起こさせる原因を力の「モーメント」といいます。
したがって、モーメントには時計の針の方向に回転する右まわりの回転と、時計の針と反対方向に回転する左まわりの回転の2つの場合があります。モーメントの記号はMで表現します。O点についてのモーメントの表す場合はM0と書きます。
O点を中心に天秤ばかりがつりあっている状態や水平になって静止している時は、モーメントはつり合っています。その時おもりの重さから、物品の重さを計ることができます。これが天秤ばかりの原理です。
モーメントの大きさは、O点からPへ垂線を引き、その長さをlとすれば、モーメントの大きさはMo=Plとなります。O点からPへ垂線が引くことができない場合は、Pの作用線を描き、その作用線への垂線の長さをlとして同様に求めればよいのです。
モーメントの方向には右まわりと左まわりがあり、時計の針の方向のまわりを+、時計の針の方向の反対まわりを?として計算することにしています。この+と?を見極めることが、2級建築士試験問題の計算問題の正解につながります。
作用線が平行で、大きさが等しく、向きが反対の一対の力が物体に作用すると、この物体は回転します。この一対の力を偶力といいます。偶力のモーメントの大きさは、力の大きさ×偶力間の距離で求められます。
力は3つの要素が決まれば、力を表現できます。力の大きさ・作用点・方向及び向きの3つです。点Oから2つの力が作用している場合、これを1つの力の作用にすること力の合成といいます。そして、この力を合力といいます。
逆に、点Oに作用している1つの力を2つ分けた力を分力といいます。2つの分力と合力の効果は等しくなります。 モーメントの場合も、分力のモーメントの和は合力のモーメントに等しくなります。これをバリニオンの定理といいます。
カテゴリー:建築構造力学
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建築士資格には1級・2級がありますが、2級建築士の受験日程は、学科試験が毎年7月上旬、製図試験は9月下旬に行われます。
受験資格としては、建築学科のある大学や専門学校を卒業している方、大学の土木学科卒業の場合であれば、さらに実務経験1年以上が必要です。高校の建築土木課程の卒業の場合は、実務経験年数3年以上が必要です。また、学歴に関係なく、7年以上の実務経験があれば受験資格があります。


